ViewWave

Geo-Stickで計測されるデータは3成分の加速度データですが、これに様々な処理を施すことで、建築物の振動特性に関する多くの情報を引き出すことができます。Geo-Stickが記録した生データを直接処理し分析したいと考える方にお勧めのツールが、国立研究開発法人建築研究所が公開しているソフトウェアViewWaveです。

→Kashima’s Office|ViewWave

ViewWaveは、K-NETなどよく知られた形式の加速度時刻歴ファイルを自動で読み込んで表示します。Geo-Stickのデータも、形式を整えることでViewWaveに読み込むことができます。

分析機能は豊富で、速度や変位の時刻歴データの表示はもとより、フーリエスペクトルやスペクトル比、応答スペクトルも算定し表示します。表示画面は自由にカスタマイズすることができ、研究論文の作成などで重宝します。グラフはWindows クリップボードにEMF (Enhanced Metafile) データとして送られ、その品質を保持したまま張り付けることができる点も注目されます。

Geo-Stickによる診断サービスでは、地震時に得られた加速度時刻歴を自動で処理し、ViewWaveで可能な分析に加え、ランニングスペクトルや固有周期の経時変化などをWeb経由でご提供します。

→Geo-Seismo > SERVICE