ラズパイ

ラズベリーパイをご存じでしょうか。IoTのムーブメントが巻き起こっているなか、ラズベリーパイ(Raspberry Pi、略称ラズパイ)という言葉を目にする機会が増えています。ラズベリーパイは、イギリスのラズベリーパイ財団が開発した超小型のシングルボードコンピュータです。名刺サイズの小さな1枚の基板に、ARMベースのCPUや、パソコンを構成するハードウェアの大半が詰め込まれていて、HDMI/USB/LAN等のインターフェイスを利用することが可能です。

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ラズベリーパイは、もともと学校でのコンピュータ教育を目的に開発されており、価格が数千円に抑えられています。最初に登場したのは2012年ですが、現在ではネットワーク対応や処理速度の向上、ワイヤレス通信への対応などが図られ、2016年には累計販売数が1,100万台を超えたとの情報もあります。

→Raspberry Pi | Wikipedia

この小型で廉価なやシングルボードコンピュータは、教育だけでなくプロの製品開発分野でも使われています。Geo-Stickでも、USB/Etherの変換器の試作機として使われています。アイデア次第で、様々なIoTの実現が期待される魅力的なコンピュータです。

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