MicroSDカード
MicroSDカードは、スマートフォンやデジタルカメラなどの記憶媒体として活用されています。名称のSDは、Super DensityではなくSecure Digitalだそうです。カード型の記憶メディアは、PCカード、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、メモリースティックなど多くの種類が存在しましたが、現在ではSDカードが主流となっています。この歴史についても、Wikipediaに詳しく記載されています。
SDカードは他に比べ低いライセンス料で生産が可能だったために多くの分野で用いられ、結果として他を排除して主流となったとする説があります。機能の高さはともかく、オープンな思想がディファクトスタンダードに導く、という教訓でしょうか。
Geo-Stickには、microSDカードのスロットが搭載されています。振動計測後に加速度データはまずmicroSDカードに書き込まれ、パソコンに接続されていれば続いてデータを転送します。もし、何らかの理由でパソコンへのデータ転送ができなくても、microSDカードにはデータが保管されています。microSDHCにも対応しており、最大32GBまでの記録が可能です。容量が8GBのカードを使った場合には、加速度のデータが400KBとすれば2万回の地震時データを保管できる勘定です。