IoT

  • 2018.07.31

IoT (Internet of Things)とは、従来インターネットに接続されていなかった様々なモノが、ネットワークを通じて相互に情報交換をする仕組みです。アマゾンのWebページにわかりやすい解説があります。また、総務省の情報通信白書(平成28年版)によると、IoTデバイスの数は2015年の154億個から、20年には304億個になるとされています。

→IoT とは?(Internet of Things)| AWS
→関係情報:情報通信関連:情報通信白書平成28年版

建築や土木の分野でもIoTの活用が進んでいます。建物で浸透するスマートハウスやスマートビルの概念では、建物内の温度や湿度、照度などを計測し、建物内のエネルギー消費を最小化したり、生活環境を最適化するよう、照明やエアコンを制御します。土木の分野では、各種センサにより建設機械や作業員の動きを把握し、作業効率や作業の安全性を高めるように施工管理がなされます。IoTは、インターネットに接続されたセンサ群がもたらす情報を総合し、新しい価値を創造する仕組みといえます。

Geo-Stickのような加速度計測システムも、インターネットに接続することにより、得られた情報を様々な方面に活用できるようになります。例えば、多くの建物にGeo-Stckが設置されたとすれば、地震時に揺れやすい地盤や建物を見つけ出すことができます。これらを補強することで地震に強いまちづくりが可能になります。