Lアラート

Lアラートとは、地方公共団体等が発信した避難指示や避難勧告といった災害関連情報などを、効率的に住民に共有するための情報基盤のことです。LアラートのLはLocal(地域)であり、地域の災害に関する緊急情報を発信するという意味を持っています。 総務省が普及や活用を推進しており、一般財団法人マルチメディア振興センターが運営しています。情報発信者・情報伝達者による情報共有システムの利用は無料で、地域住民な […]

ICT

ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。 ITもほぼ同じ意味の言葉ですが、ITは、ハードウェアやソフトウェア、通信インフラなどコンピュータ関連の技術そのものを指す用語です。一方、ICT […]

首都直下型地震

首都直下型地震は、東京都周辺の首都圏に最大級の被害をもたらす可能性のあるマグニチュード7クラスの大地震です。東京を中心とする首都圏は、国の中枢機能が集中した地域であり、被害を受け中枢機能が損なわれると、その影響は国内のみならず海外まで広く及ぶことが懸念されます。 →南関東直下地震 – Wikipedia →首都直下地震対策検討ワーキンググループ : 防災情報のページ – 内 […]

ハザードマップ

ハザードマップとは、津波、地震、火山、風水害等の自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図に示したものです。必要に応じて、予測される災害の発生地点、被害の範囲および被害程度、さらには避難経路、避難場所などの防災情報を地図上に図示しています。 ハザードマップを利用することにより、災害発生時に迅速・的確に避難を行うことができ、また二次災害発生予想箇所を避けることができるため、災害による被害の軽減に […]

耐震等級

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表す等級です。平成12年から実施された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で、3段階の耐震等級が定められました。 →住宅:住宅の品質確保の促進等に関する法律 – 国土交通省 耐震等級1とは、現行の建築基準法における耐震性能を満たす水準で、 ・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない ・数十年に一度発生する地震(震度5 […]

制震ダンパー

木造戸建住宅を対象に、大手ハウスメーカーの大半が独自の制振ダンパー(制振装置)を開発しています。 →ミライエ | 住友ゴムの住宅用制震ダンパーMIRAIE →木造住宅用制震システム TRCダンパー | 住友理工株式会社 制振ダンパーは、地震時に建物に生じる揺れのエネルギーを、柱や耐力壁に変わって吸収する効果があります。建物が右に左に揺すられる度、それに合わせてダンパーが伸縮することでエネルギーを吸 […]

免震構造

地震のゆれから建物をまもろうという考えから、免震建築が建設されて30年以上が経過しました。現時点では、ビルで4100棟、戸建て免震住宅で4000軒ほどが建設されているとされています。 免震建築物は、基礎の上に免震装置がありその上に建物がのっています。地震時に免震装置が地震の揺れを吸収することで建物に地震の揺れが伝わりにくくなります。 免震装置としては、アイソレータとダンパーが組み合わされてが使われ […]

長周期地震動

地震が起きると様々な周期を持つ揺れが発生します。特に規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ(地震動)が生じます。このような地震動のことを長周期地震動といいます。 一方で、建物には固有の揺れやすい周期(固有周期)があります。地震動の周期と建物の固有周期が一致すると、共振して建物が大きく揺れます。高層ビルの固有周期は低い建物の周期に比べると長いため、長周期の地震動と共振しやす […]

キラーパルス

  • 2019.04.25

地震により大きな人的被害が発生した場合に、その地震動の卓越した周期はキラーパルス(killer pulse)と呼ばれています。1995年兵庫県南部地震の際には多くの木造家屋が倒壊し、キラーパルスの存在が認識されました。2016年熊本地震でも木造家屋に大きな被害が発生していますが、これらの地震動では周期が1~2秒の揺れが多く含まれており、これが木造家屋に対するキラーパルスと考えられています。 →地震 […]

液状化現象

液状化現象は、地震の際に地下水位の高い砂地盤が振動により液体状になる現象で、広く知られています。東北地方太平洋沖地震や、最近では北海道胆振東部地震の際に、液状化による大きな被害が発生しました。 →液状化現象 – Wikipedia →液状化現象 | 地震本部 宅地で液状化が発生すると、地盤の不均一な沈下によって住宅が傾いたり、柱や梁が損傷して建て替えが必要となる場合もあります。このような事態を避け […]

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